結婚を機に引越しする場合に必要な手続きの種類と流れ

結婚を機に引越しする場合に必要な手続きの種類と流れ

BY: MAGAZINE編集部

結婚を機に引越しする場合に必要な手続きの種類と流れ

ジューンブライドが近づくと、プロポーズや入籍をきっかけに、引越しをする方が多いのではないでしょうか。

パートナーとの新生活を楽しみに思っている方も多いでしょうが、結婚に伴う引越しは、進学や就職の時の引越しとは少し違います。パートナーと新たに生活を始めるので、手続きの内容も変化します。
また苗字が変わる人はその分の手続きも必要になります。

結婚に伴う引越しでは色々なことをやらなくてはならないので、大変ですよね。
そこで今回は結婚に伴う引越しでの手続きを紹介していきます。

婚姻届を出すタイミングはいつ?


結婚の時に真っ先に思い浮かぶ手続きといえば、婚姻届ではないでしょうか。
婚姻届は結婚が決まったタイミングで出しがちですが、実は出す時期がとても重要になってきます。

結婚を伴う引越しの場合「婚姻届」の他「転出届」「転入届」が必要

結婚が伴う引越しの際は婚姻届の他に、転出届と転入届の手続きが必要になります。
そのため、婚姻届の手続きと引越しの手続きを別々に行なってしまうと何回も役所に行かなくてはなりません。

引越し前に出すか引越し後に出すかによって手間が異なる

結婚に伴う引越しがある際、婚姻届を引越し前に出すか引越し後に出すかによって発生する手間が全く違います。どのように違うのか見てみましょう。

引越し後に婚姻届を出す場合

婚姻届を引越し後に出す場合、まず、引越しの手続きを先に行います。
まず、旧住所の市役所で転出届を提出。その後、引越し作業などを行います。
引越しが完了したら婚姻届の提出を行なってから、転入届の提出を行います。
転入届・婚姻届の手続きが終了すると、各種の氏名・住所変更を行うことができます。
転入届を手続きする際、婚姻届を出したことを伝えると新姓が記載された住民票をもらうことができます。
今後の手続きにも役立つので新姓が記載された住民票も一緒にもらっておきましょう。

引越し前に婚姻届を出す場合

引越し前に婚姻届を出す際は、結婚が決まったタイミングで提出するのが一番良いでしょう。婚姻届を提出したら各種の氏名変更手続きを行います。
その後、転出届を提出し引越し作業を行います。
新しい住まいに引越したら、転入届を提出して各種の住所変更を行います。

引っ越した後に婚姻届を出すのが良い

引越し前に婚姻届を出すと何回も役所に足を運ばないといけません。
また、各種の変更手続きも2度手間になってしまいます。
ですので、引越し後に婚姻届を出すのが一番効率が良いでしょう。
転出届を出す際に婚姻届をもらい、引越し後、転入届を出す時に婚姻届も一緒に出すことで、手間を省くことができます。

転入届を出す場合は期限がある

転入届は引越しから2週間以内に出すのが決まりになっています。婚姻届と違いいつ出しても良いというわけではありません。
転入届と婚姻届を同時に出したいという人は、転入届を受け取ってもらえる時間に市役所や区役所に行くようにしましょう。

婚姻届はどこでもらっても大丈夫

婚姻届は全国共通なので、どの場所で受け取っても同じです。
婚姻届をもらう際は、書き損じに備えて2〜3枚もらっておくと良いでしょう。
ただし、婚姻届の中には、「〇〇市長殿」というように書かれているものがあります。このような記載がある場合、その市役所だけでしか受理できないようになっています。提出先が限定されてしまうので、全国で使用できるフォーマットの婚姻届を選びましょう。

婚姻届の出し方

婚姻届は基本的にどの市役所・区役所でも受理してもらえます。通常の手続きだと、受け付けている時間が決まっていますが、婚姻届の場合は24時間365日受け付けています。
ただし、婚姻届を出す場合は、夫婦二人の印鑑・戸籍謄本または抄本・本人確認書類の3つが必要になります。わずれずに用意するようにしましょう。

結婚に伴う引越しで必要な手続き

結婚に伴う引越しで必要なのは婚姻届や転入届・転出届だけではありません。
他にも必要な手続きがあるので紹介します。

引越し前に発生する手続き

●印鑑登録証や国民健康保険証
転出届を提出する時に、印鑑登録証や国民健康保険証を返納しておくとスムーズに手続きを行うことができます。その際、登録している印鑑や身分証明書、保険証などが必要になるので忘れずに持って行くようにしましょう。

●ライフラインの解約
インターネットや電話の回線、ガスや電気、水道の契約なども忘れてはいけない契約です。引越し前に解約日を連絡しておきましょう。
ガスや電気、水道などに連絡すると次の住所での契約を引き続き行うことができますが、二重契約にならないようパートナーとよく相談しておきましょう。

引越し後に発生する手続き

●印鑑登録や国民健康保険・免許の変更手続き
まず、役所で行う手続きは婚姻届と転入届の他に印鑑登録や国民健康保険などがあります。また、自動車免許を持っている人は免許センターや警察署で記載事項や氏名の変更を行い、住所変更をする必要があります。

●郵便局の転送手続き
郵便局での転送届も忘れては行けません。転送届を行うと1年間は前の住所に届いた郵便物を、今の住所に届けてもらうことができます。

●各手続きの名義・住所変更
銀行口座やクレジットカード、携帯電話の住所・名義変更も必要です。それぞれ漏れがないようにリスト化しておくと良いです。

結婚に伴う引越しでは手続きが色々増える

単身者の引越しに比べ、結婚を伴う引越しでは手続きが増えてしまいます。手続きの計画を立てる、必要な手続きをリストアップするといったことが必要になります。
パートナーと協力して手続き漏れが内容にしましょう。

引越しの際のトラブル回避にぴったりなトランクルーム

「いざ、引越しを始めたらパートナーとの入居日と合わなかった」
「引越し先の収納スペースに荷物が全部入らない」
そんな時は、トランクルームがおすすめです。

荷物を預かってもらえる

退去日と入居日が合わないといった場合トランクルームを契約することで荷物を預けることができます。トランクルームの中には短期契約を結べるものもあるので、ぜひ活用してみてください。

足りない分の収納スペースを補える

二人分の荷物が多くなってしまい新居に入りきらない、といった場合にもトランクルームが活用できます。トランクルームを利用することで、足りない収納スペースを補うことができるようになります。

まとめ

結婚に伴う引越しの場合、進学や就職などの普通の引越しの場合に比べて必要な手続きが多くなります。
中でも、婚姻届を出すタイミングは非常に重要です。引越し前に入籍するか引越し後に入籍するかによって手続きの回数が変わってしまいます。
特にこだわりがなければ、引越し後の転入届を出すタイミングで、婚姻届を出すのが望ましいです。

また、氏名が変わる人は名義変更も必要になるので、一層手続き内容が煩雑になる場合があります。そのため、工夫して手間を省いたり、リスト化して漏れがないようにするといったコツが重要になってきます。
パートナーと協力して手続きに漏れがないよう注意してください。

婚姻届だけでなく、印鑑登録や国民健康保険・免許の変更手続きや郵便局の転送手続き、ライフラインの解約などもわずれずに行うようにしましょう。
上手に手続きをして、パートナーとの新生活を快適に始められるよう頑張ってください。

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