狭い土地でも諦めない!使いにくい土地でも効果的な土地活用7選

狭い土地でも諦めない!使いにくい土地でも効果的な土地活用7選

BY: MAGAZINE編集部

狭い土地でも諦めない!使いにくい土地でも効果的な土地活用7選

土地を有効に使う「土地活用」の1つとして、余っている土地にマンションやアパートなどの不動産を建てたり、駐車場にして利用したりする方法があります。
土地活用をする上で重要になるのが、「土地の広さ・形」です。広さや形によって行える土地の活用方法は変わってきます。
中には「土地が狭い」「変形地」であるという理由で土地活用を諦めている方もいるのではないでしょうか。
今回は狭すぎる土地や変わった土地を持っている方向けの土地活用を紹介します。

「狭い土地」の広さの目安

一般的に考えられる土地活用には、アパート経営やマンション経営、駐車場経営などがあります。これらを行うのには最低でも40坪前後かそれ以上の広さが必要になります。
では、「狭い土地」というのがどれくらいの広さなのでしょうか。
「狭い土地」というのは、アパート経営やマンション経営、大規模な駐車場経営が行いにくい、30坪程度しかない土地のことを指します。
ですが、中には、20坪以下の土地やそれ以下の土地もあるでしょう。そういった土地にはどんな活用方法があるのでしょうか。

20〜30坪程度の土地にオススメの土地活用

20〜30坪程度の一般的に「狭い土地」と呼ばれる土地にはどのような土地活用が最適なのでしょうか。

トランクルーム経営

トランクルームとはコンテナボックスを設置して、コンテナボックスの使用契約を結んだ人の荷物を保管するサービスです。
トランクルームを経営する場合はアパートやマンションと違い、日当たりなどを気にする必要がありません。そのため狭い土地だけでなく、少し奥まった土地や、立地の関係で日が当たらない土地でも気軽に始めることができます。
トランクルームのニーズは使う人によって様々なので需要が多いビジネスモデルになっています。
トランクルームでの土地活用に関しては、以下の記事でも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
「土地活用に困っている方必見!高利回りのトランクルーム経営を始めよう」

駐車場経営

駐車場経営は土地を駐車場にしてその仕様料金で利益を得る経営を言います。
駐車場経営には「月極め駐車場」と「コインパーキング」の2つの方法があります。駐車場経営は維持費や設備投資を抑えることができる活用方法です。
また、土地を駐車場にする工事は比較的短期間で出来るので、早く開業できるという利点もあります。

狭小アパート

狭小アパートとは、30坪程度のアパートのことを指します。多くが木造2階建で、単身者向けのアパートです。狭い部屋なので、家賃はやすくなりますが、その分、入居率は高くなる傾向にあります。
ただし、狭小アパートの場合、狭い土地での工事になるので、建築費は高くなってしまうことがあるので、建築費とその後の入居率を考慮した土地活用が必要になるでしょう。

20坪以下の狭小地にオススメの土地活用

次に20坪以下の土地の活用方法を紹介します。20坪以下になると、どんな土地活用があるのでしょうか。

駐輪場経営

自転車やバイクなどの二輪車は自動車と違って一台あたりの必要スペースが小さくて済みます。
そのため狭小地でも十分開業することができます。

駐車場経営

通常、車一台を駐車するには25㎡の土地が必要になります。これは坪数に換算するとおよそ7.5坪です。単純計算で狭小地では2台程度しか駐車できません。
しかし、この狭小地が道路に面した横長の土地だった場合、十分駐車場として経営していくことができます。駐車スペースを横並びにし、駐車時のスペースに道路を利用することで、条件が揃っていれば狭小地でも駐車場経営ができます。
また、極端に狭い土地でも、1台限定の時間に応じた貸し駐車場なら、活用することができるでしょう。時間に応じた貸し駐車場の場合、月極駐車場に比べると、1日の利用者数が多いこともあるので、収益性が高くなるというメリットがあります。

自動販売機設置置場

極端に狭い土地であれば、自動販売機を設置する方法があります。自動販売機の設置では、売りげに応じた手数料収入を得ることができます。自動販売機の設置を設置したい場合は、飲料メーカーに直接連絡し、まずは土地周辺にニーズがあるかどうかチェックしてもらいます。ニームがある場合は、そのまま契約し、自動販売機を設置することが可能でしょう。しかし、近くに同じメーカの自動販売機があったり、ニーズが見込めない場合は断られてしまうことがあります。

野立て看板

看板の1種で、道ゆく人や車で走っている人向けに、店舗や企業までの案内や誘導を行う看板を野立て看板と言います。野立て看板では、看板設置料という収入を得ることができます。企業や店舗がそこにある限り、定期的に収入が入ってきますが、企業や店舗側から「ここに看板を出したい」と依頼を受けた野立て看板業者から話が出てくる、というのが一般的なので、自分で、野立て看板の利用者を集めるのは難しいでしょう。

コインロッカー

都市部であったり、駅の近くである場合は、コインロッカーも十分ニーズがあります。ただし、周りの環境によっては、全くニーズがない場合もあるので、コインロッカーを設置する際は、立地条件やニーズを考えてみましょう。
コインロッカーは、業者に土地を貸して運営できる他、自分でロッカーを設置して運営する方法の2種類があります。

狭い場所での土地活用で気をつけることとは?

土地を活用する際、どんな注意点があるのでしょうか。ここでは、土地活用での注意点を紹介していきます。

狭い土地での土地活用でも規則がある

土地の活用に深く関わってくるのが、土地の用途規制です。
土地には色々な制限がかけられており、好きなように利用できるわけではありません。
例えば、もっともわかりやすいのが「ビルの高さの制限」です。「景観保護の観点から◯◯メートル以上のビルを立ててはならない」といった規制がある土地もあるでしょう。
この土地の制限は都心部に行けば行くほど厳しくなります。また、土地には、「都市計画区域」「準都市計画区域」「都市計画区域外」といった区分や「区域区分を定める地域」「非線引都市計画区域」といった細かい区分があり、それによっても制限が変わります。
まず、自分の土地にはどのような制限があるのかをきちんと見極めましょう。

収益性を考える

例えば、土地を駐車場に作り変えて、防犯カメラや街灯を設置したとします。しかし、そこに利用者が集まらなければ、赤字になってしまい、逆に損をすることになってしまいます。
そのため、狭い土地といっても、月にどのくらい収益があるのかなどはよく計算しておくべきでしょう。また、初期費用や設備工事などにどのくらいお金がかかるのか、その分はどのくらいの期間で回収できるのかなどについても計算しておくと、狭い土地でも損なく土地活用を行えます。

まとめ

狭い土地には30坪程度のものから20坪以下の土地があります。
30坪程度の土地で行う最適な土地活用には、トランクルーム経営や駐車場経営などが挙げられます。特にトランクルームは現在需要がどんどん増えているのでオススメの土地活用です。
狭小地の土地活用は駐輪場経営と駐車場経営がオススメです。駐輪場経営は一台あたりのスペースも少なくて済みます。
このように狭い土地でも行える土地活用があるので、諦めずにチャレンジして見てはいかがでしょうか。

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