暮らしをする上で「モノ」はどんどん増えていきます。
住み始めた当初は少なかったのに、今や部屋がモノで溢れかえっているという人も多いかと思います。
そのような時便利なのが「トランクルーム」です。
トランクルームとは、個人や企業のための「貸倉庫」のことを指します。
今やトランクルームの種類は様々で、大きさや使う人、用途によって全く違うので、とても使いやすいものになっています。
今回は魅力的なトランクルームのメリットとデメリットについて紹介していきたいと思います。
トランクルームを利用するメリットとデメリット
トランクルームはとても便利なサービスですが、利用に当たって知っておかなければいけないのが、得られるメリットと生じてしまうデメリットです。
ここではトランクルームを利用するメリットとデメリットを紹介していきます。
トランクルームを利用した時に得られるメリット
トランクルームを利用した時に得られるメリットには
[1]空いたスペースを有効活用できる
[2]周囲に気を使うことなく利用することができる
[3]オフシーズンの使わないものを収納することで家の中がスッキリする
[4]長期の荷物保管だけでなく短期間の保管もできる
[5]災害時の集合場所や保管庫として利用できる
の5つが挙げられます。それぞれ詳しく見ていきましょう。
[1]空いたスペースを有効活用できる
最近家の中が狭く感じて、収納スペースがもっとあればなぁと思っている方も多いのではないでしょうか。
トランクルームを利用することによって、家の敷地内以外に収納スペースを増やすことができます。もともとスペースを圧迫していた荷物をトランクルームに移す事で、空いた空間を自由に使えるようになります。
トランクルームを使われる方のほとんど、収納スペース確保を目的に利用しています。
[2]周囲に気を使うことなく利用することができる
家族やパートナーなどと共同生活をしていると、思うように収納スペースを使えないことがあったり、趣味の物を間違って捨てられてしまったりするというトラブルが生じてしまうかもしれません。
しかし、トランクルームは完全に自分だけのプライベートな空間なので、周りに気を使わずに利用することができます。
また、フィギュアやプラモデルなど家の中のスペースを圧迫してしまう物も、トランクルームに保管しておくことで、家族やパートナーの目を気にせずに楽しむことができます。
[3]オフシーズンの使わないものを収納できる
例えば、スノーボートやテントなどのレジャー用品、もしくはこたつや扇風機などの季節によっては使わない家電など、置き場所に困った経験はありませんか?
トランクルームを利用する事で、オフシーズンの家電やグッズ、洋服などをしまっておく事ができます。セキュリティ面の仕組みや、劣化を防ぐ環境設備も基本的に揃っていますので、安心して預けておく事ができます。
[4]引っ越しやリフォームの際、一時的に保管する事ができる
荷物の保管期間を自由に選べるのもトランクルームのメリットです。
トランクルームの中には、長期間だけでなく短期間の利用も可能なトランクルームがあります。
例えば、引っ越し時に一時的に荷物を預けておく事ができたら、とても便利ですよね。自由に利用期間が選べることで、荷物の一時保管ができるなど利用方法の幅が沢山あります。
[5]防犯グッズを保管して、災害に備えられる
最近、地震などの災害が多いです。南海トラフ地震や首都直下型地震など大規模な災害の時の際、やはり身一つだと心細いですよね。
トランクルームに、水や非常食などの防災グッズを置いておくことで災害時にとても役に立ちます。また、避難所としても使えるので、何かあった際に家族の集合場所として指定しておくこともできます。
トランクルームを利用するデメリット
トランクルームを利用した時に生じるデメリットとして
[1]毎月の料金の支払いが生じる
[2]自宅から遠いと不便になってしまう
[3]運営会社によっては自由に出し入れできない場合もある
があげられるでしょう。
[1]毎月料金の支払いが生じる
サービスを利用する以上当たり前ではあるのですが、毎月料金が発生します。
毎月決まった額の出費が発生するので、できるだけ自分にあった大きさや価格のトランクルームを選び、賢くトランクルームを利用できるようにしましょう。
[2]自宅から遠いと不便になってしまう
自宅の近くのトランクルームに空きがなく、遠い場所にあるトランクルームを選んでしまった場合、使い勝手が悪く使わなくなってしまいがちです。
自宅の近くのトランクルームのほうが使い勝手が良く、頻繁に利用してもストレスが少ないのでおすすめです。
[3]運営会社によっては自由に出し入れできない場合もある
トランクルームを運営している会社の中には、倉庫業者があります。この倉庫業者が運営しているトランクルームの場合、荷物の出し入れには必ず業者の人の立会いが必要になってきます。
そのため事前の連絡が必要になることや、荷物の出し入れに制限が生じてしまうこともあるので注意が必要です。
トランクルームの選び方
トランクルームを選ぶ際注意しなければいけないのが、料金と利用する種類です。ここでは、トランクルームの利用料金の大体の相場と目的にあったトランクルームの選び方を紹介します。
トランクルームの料金の相場
まずトランクルームの価格は、広さやサイズだけでなく、駅からの近さや周りの環境などの立地条件、トランクルームの設備などの条件も踏まえて設定されています。ビルドインタイプの場合は、1階か2階以上かでも値段が変化します。
では、実際の相場はどのくらいなのでしょうか。東京のトランクルームを基準にして見ていきます。
東京の屋内型トランクルームで0.5畳のトランクルームの利用した場合、大体相場は8000円前後とされています。1畳になると13500円、1.5畳になると18700円、3畳の場合は33000円程度が相場になっています。
一方、屋外型のトランクルームを利用した場合、0.5畳〜1畳で2000円〜7000円程度が相場になっています。
トランクルームの料金は屋外型のものより、屋内型の方が高く設定されています。屋内型の場合、空調設備などが付いている分設備投資が必要になるからです。そのため相場も高くなっています。
目的に合わせたトランクルームの選び方
トランクルーム選びで重要なのが、何のために利用するか明確にしておくことです。
衣類や布団を収納したいのであれば屋内型のトランクルームが最適ですし、家具や家電などの重いものを収納したいのであれば屋外型のトランクルームが向いています。このように何を収納したいか、何のために利用するのかによってトランクルームの型も変わってくるので、事前に明確にしておきましょう。
収納するものが明確に決まったら、いよいよトランクルーム選びです。
湿気やカビに弱いものを収納するなら空調設備があるトランクルーム、頻繁に出し入れが必要なものを収納するなら駐車場があるトランクルームというように必要な設備を取捨選択しながら選んでいきます。
最後にトランクルームの相場を考慮して、自分にあったトランクルームを契約しましょう。
4.トランクルーム選びでは設備や機能をチェック
ではトランクルームに必要な設備や機能とは何でしょうか。
まず屋内型、屋外型に共通して必要な設備はセキュリティ設備でしょう。
セキュリティ設備がちゃんとしてないトランクルームは盗難の被害に遭いやすくなってしまうので注意してください。また夜間照明の設備が整っているトランクルームもオススメです。24時間利用できる店舗でも安心して利用できます。
洋服や絵画、布団や思い出の品など劣化させたくないものやカビが生えやすいもの、湿気に弱いものを保管する場合は、湿度調整や温度調整ができる空調設備が整っている屋内型トランクルームがオススメです。
一方、家電や家具などの大きいもの、劣化しにくいものやアウトドア用品を収納するなら駐車場がある屋外型のトランクルームがオススメです。
このようにトランクルームにどのような設備があるかしっかりチェックして選ぶようにしましょう。
トランクルームの申し込み方法
実際に利用したいトランクルームが決まるといよいよトランクルームを契約します。
トランクルームの契約は、賃貸借契約と違って保証人が必要ないので、気軽に契約することができます。また、トランクルームの中にはその場で契約して即日で利用することもできるトランクルームがあります。
では一体どのような手順で契約を結んでいくのでしょうか。
トランクルーム経営会社へ問い合わせをする
電話やメール、または店舗へ実際に足を運び、使いたいトランクルームについて申し込みをします。
多くのトランクルーム経営会社はネットや郵送での申し込みが可能なので、時間がない方でも手軽に申し込むことができます。
申込書や契約の確認事項などの書類を受け取る
申し込みをすると、トランクルーム経営会社から、トランクルームについての説明資料や申込書、契約にあたっての注意点などが書かれている書類が送られてきます。店舗で申し込みをした場合は、その場で書類が手渡されます。
書類を記入してトランクルーム会社へ提出する
トランクルーム会社から渡された書類をしっかり読んで、申込書を記入します。記入漏れがないことを確認したらトランクルーム会社に提出します。
初期費用の清算書を受け取り入金する
申込書を提出すると、初期費用の清算書が送られてきます。
トランクルームの初期費用とは、利用開始時に必要になるお金のことを指します。初期費用の内訳は、翌月分までの使用料と同じ分だけの管理費、事務手数料や鍵の交換費、そしてセキュリティの登録料や保証委託料になります。
鍵や契約書などの控えを受け取り利用開始
初期費用を入金すると、鍵や契約書の控えなどがトランクルーム会社から送られてきます。契約書の控えは大切に保管してください。
これでて手続きの全てが完了したので、トランクルームの利用を開始することができます。
トランクルームを工夫して利用する
トランクルームを利用すると様々なメリットが得られますが、トランクルーム内を工夫して利用することによって、さらに効果的な使い方をすることができます。今回はトランクルームを効果的に使うための工夫や使い方を紹介します。
トランクルームでも利用できる収納術
まず、トランクルームで一番大切な収納術は「収納するものをしっかり把握すること」です。使う頻度が高いものが奥の方にしまわれてしまったり、取り出しにくい場所にあったりということがないようにしましょう。
次に棚やラック、バスケットや箱を利用して収納していきます。
棚やラックを利用することで高い場所にも収納することができるので、トランクルーム内のデッドスペースを解消することができます。またバスケットや箱の中に収納することによって細かいものなどをまとめて収納することや、種類ごとにアイテムを収納することができます。この時、箱やバスケットには何がしまわれているかわかるようにラベルを貼るようにしてください。
収納時のポイントとして次使うもの、使い頻度の高いものは奥にしまわないように注意しましょう。
バイクガレージとして利用する方法
トランクルームは荷物を収納する以外にも使い方があります。ガレージタイプのトランクルームも展開されているので、バイクやロードバイク、車のガレージとしても利用できます。特にバイクやロードバイクは盗難の被害にも遭いやすいので、トランクルームで保管しておけば安心です。バイクやロードバイクの保管以外にも、整備道具なども保管できるので、ガレージとしてオススメです。
引越しや出張の時の荷物置き場として利用する
トランクルームの中には一時利用できるものもあります。
それを利用した使い方が、引越しや出張の時の荷物置き場として利用する方法です。引越しの日取りの都合で荷物を別の場所に移す場合や、出張でしばらく家具を預ける場合、また自宅のリフォームで一時的に荷物を保管しなければならなくなった場合でもトランクルームは十分利用できます。
クローゼットの代わりとして利用
屋内型のトランクルームの中でもロッカータイプのものは衣類の保管などに最適です。屋内型のトランクルームは空調設備や着替えられるスペースが完備されているので自宅に入りきらなくなった衣類を収納するクローゼット代わりとして利用できます。ファッション小物を衣類と一緒に収納する場合は、小さめな引き出しやラックを使用してまとめておくとトランクルーム内がスッキリします。
オフシーズンのアイテムやしばらく使わないものを収納する
こたつや扇風機、ストーブなど使い期間が限られているものの収納にもトランクルームが最適です。特に家具家電の収納には、駐車場からも運びやすい屋外型のトランクルームがオススメです。屋内型のトランクルームは広さもサイズも様々なので、収納する家具や家電の大きさに合わせたものを選ぶことができます。また家具家電以外にも、アウトドア用品の収納にもぴったりです。
季節ごとのトランクルーム内の環境の変化に備えよう
たくさんのメリットや使い方があるトランクルームですが、長期間利用する場合は、トランクルーム内の環境の変化に気を配る必要があります。
夏は高温多湿に注意
トランクルームの性質上、高温多湿になりやすいという特徴があります。
そのため夏は特に気をつけなければいけません。高温多湿によってトランクルーム中で保管しているものが劣化してしまったり、カビが発生してしまったりということもあります。カビは気温が20〜40℃で湿度が70%以上の時に発生しやすいという特徴があります。
トランクルーム内にすのこや除湿機を設置する、劣化しやすいものやカビの生えやすいものは保管しないといったことを心がけましょう。
冬は結露に気をつけよう
冬で注意しなければいけないのが、結露です。結露は温度が20℃前後で湿度が50%程度になり、外気との差が9.6℃以下になると発生します。結露によって保管していた荷物が濡れてしまった、ということにならないために、壁から離して保管するといった工夫をしましょう。
害虫から荷物を守る
特に屋外型のトランクルームの場合、トランクルームの開け閉めや隙間から虫が入り込んでしまう可能性もあります。虫に食われて家具がボロボロになってしまった、汚れてしまったということを防ぐためにも防虫剤の設置を心がけるようにしましょう。
トランクルームオーナー様向け、トランクルームのメリットデメリット
土地活用にはたくさんの方法がある
使っていない土地をより効果的に活用することを土地活用と言います。土地活用の種類にはアパートやマンション経営や駐車場経営、トランクルーム経営などがあります。それぞれどのような特徴があるのでしょうか。
アパートやマンション経営
土地活用の中でも、アパートやマンション経営は一番わかりやすい土地活用なのではないでしょうか。アパマン経営は余った土地にアパートやマンションを建て、その住人から家賃をとって長期的な利回りを得るというビジネスモデルをとっています。
駐車場経営
アパートやマンションにするには狭い土地の場合は、駐車場にして経営していくという土地活用もあります。
駐車場経営の場合、土地を整備して、駐車場にするだけで始められる土地活用方法なので手軽に誰でも行えます。
トランクルーム経営
近年注目されている土地活用方法です。トランクルーム経営も駐車場同様に狭い土地でも気軽に行えるという特徴があります。
またトランクルーム経営は、アパマン経営に比べて設備投資を抑えられる分、高い利回りが得られることも特徴の1つです。
トランクルームの市場規模はどのくらいか
トランクルームが最も普及しているのがアメリカで、市場規模はおよそ2兆円と言われています。一方、現在の日本のトランクルーム業界は500億円と言われています。
アメリカなどの普及している国に比べると、まだまだ小さい業界です。世帯普及率は0.3%(300世帯に1室)ですが、10年前に比べると市場規模は倍増しています。その理由の1つとして考えられるのが、日本の核家族化と住宅の収納スペースの狭さではないでしょうか。
晩婚化が進み、収納がたくさんある一戸建てよりも、アパートやマンションでの生活スタイルが進むことで、トランクルームの需要が増えているとも推測できます。
そのため業界としても、今後どんどん規模が大きくなる将来性があるビジネスとして注目されています。
トランクルーム経営のメリットとデメリット
トランクルーム経営はどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
メリット
トランクルーム経営のメリットとしてまず挙げられるのが、運営費用を抑えられることが可能だという点です。
アパートやマンション経営の場合、水道やガス、電気など必要な設備がたくさんあり、その設置費用が高くついてしまいます。一方トランクルーム経営はインフラの整備が必要なく、メンテナンスなどの費用もアパートやマンション経営に比べると少ないため、より少額の費用で始めることができます。
初期費用が少ない分、より高い利回りが得られるのも特徴の1つです。アパートやマンション経営の場合、利回りは8%程度ですが、トランクルーム経営の場合10〜20%の利回りを見込むことができます。
またトランクルーム経営の場合、駅から離れた土地でも車を停められるスペースさえあれば、需要があるというメリットもあります。
デメリット
トランクルーム経営のデメリットとして、まず集客の手段が限られてしまうことがデメリットとして挙げられます。アパートやマンション経営と違い、ポータルサイトなどでの集客ができません。その点、賃貸物件サイトなどに掲載ができるアパートやマンションの方が集客しやすいという特徴があります。
トランクルームの経営方法
トランクルームには経営形態がいくつかある
トランクルームの経営は3つの経営形態があり、それぞれ得られる利回りも変化します。それぞれの特徴を見ていきます。
- 自己運営
自己運営とは、その名の通りコンテナの調達から敷地の整備まで、自分で手配して管理していく方法のことを指します。集客や管理業務も全部自分でやらなくてはいけないので大変ですが、利益がすべて自分のところに来るというメリットがあります。
- フランチャイズ
フランチャイズはすでにあるトランクルーム運営企業と提携して、トランクルーム経営をしていく方法です。すでにあるトランクルーム運営企業の名の下経営していくため、集客しやすいというメリットがあります。一方で、フランチャイズ料を支払う必要があるので、自己運営に比べると得られる利益が少なくなります。
- 一括借り上げ
まず既存のトランクルーム運営企業に土地を借り上げてもらいます。そこにトランクルーム運営企業がトランクルームを設置してトランクルームを経営していく方法です。毎月得られる利益はトランクルーム会社から支払われる土地代だけになるので、一番利益が少ない経営形態です。しかし全ての業務を行うのはトランクルーム運営企業なので、負担が少ないというメリットがあります。
トランクルーム経営の始め方
まずどのようにしてトランクルームを運営していくか決めていきます。
経営形態によって用意する資金が変わって来るからです。
フランチャイズ方式や一括借り上げ方式を選んだ場合は、提携するトランクルーム会社や土地を借り上げてもらうトランクルーム会社を選びます。経営形態の方針が決まったら資金を用意します。トランクルームの開業に必要な資金は200万〜500万円が相場と言われており、金額は広さや設備によって変化します。アパマン経営の初期費用の相場が2000万円なので、それに比べるととても少ない金額で始められるのが一目瞭然です。
トランクルームの豆知識
トランクルーム業界の歴史
日本では昭和6年に倉庫業者によって初めてトランクルームというビジネスが始まったと言われています。そしてそれからおよそ50年後の昭和61年に、標準トランクルームサービス約款が発表され、トランクルーム経営というものが確立されました。また平成13年には倉庫業法の一部が改定されて、「優良トランクルームを国が認定する」「利用者である消費者が誤認してしまうような倉庫業者以外の業者の行為を禁止する」という内容が加えられました。
トランクルームの分類
一概にトランクルームといっても運営している会社がどのような会社なのかによって全く違うサービスになります。
トランクルームを運営している会社は主に倉庫業者と不動産会社などの賃貸会社の2つに分けられますが、自分が契約したいか者がどちらの会社かによって結ばれる契約が全く違います。
まず倉庫業者の運営するトランクルームを利用する場合、結ばれる契約は寄託契約です。この寄託契約は、倉庫業者が利用者の荷物を預かって、保管するという内容の契約です。一方不動産会社などの賃貸会社のトランクルームを利用する場合、結ばれる契約は賃貸借契約になります。賃貸借契約は、利用者が契約したスペースを借りて自由に収納するという内容です。賃貸借契約は寄託契約と比べて業者に荷物の保管義務が生じないのが特徴です。賃貸借契約を結ぶ不動産会社などの賃貸会社のトランクルームには、荷物に何かあった時の保証もありません。
このように使いたいトランクルームをどの会社が運営しているかによって、サービス内容や保証が変わります。
トランクルームには3つの種類がある
トランクルームの種類は扱っている会社によって様々ですが、主に3種類に分けられます。
屋外型のコンテナタイプ
屋外にコンテナを設置したタイプのトランクルームで、一番ポピュラーなトランクルームです。屋外にあるので、外の環境に左右されやすいという特徴がありますが、駐車場からの運び入れが楽というメリットがあります。
また広さのバリエーションも様々で、自分にあったトランクルームを選ぶことができます。
屋内型のコンテナタイプ
屋内にコンテナを設置したタイプのトランクルームで、屋外型のコンテナタイプよりは外気や外の環境の影響を受けにくい特徴があります。
しかし、屋外型と違い、業者の立会いのもと荷物の出し入れをしなければいけない決まりがある場合もあります。
屋内型のビルドインタイプ
ビルのワンフロアを使って、ロッカールームのようにトランクルームを並べているタイプを指します。ビルドインタイプなので、空調設備が整っており、保管しているものが劣化しにくいという特徴があります。
まとめ
今回はトランクルームについて色々な視点からまとめました。
土地活用を始めたい人やトランクルームに興味がある人、収納に困っている人はトランクルームのことをよく知って、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。