トランクルームの経営方式-自営方式やfc方式などを一挙紹介-

トランクルームの経営方式-自営方式やfc方式などを一挙紹介-

BY: MAGAZINE編集部

トランクルームの経営方式-自営方式やfc方式などを一挙紹介-

近年土地活用の有効な手段として、注目されているのが「トランクルーム経営」です。
トランクルーム経営は少ない設備や狭い土地でも始めることができるうえ、マンション経営やアパート経営に比べ、高い利回りを得られることが特徴です。
しかし、実際に経営を始めるとなるとどのように経営していけばいいのかイメージがつかないという人も多いでしょう。
今回はそのような人にぴったりの「トランクルームの経営方式」について紹介していきます。

トランクルーム経営と市場動向

トランクルームとは?

トランクルームは、利用者が契約した利用者がそのスペースを物置のように使用できるサービスです。トランクルームは、基本的にコンテナボックスを置いた屋外型トランクルームとビルや建物の中にトランクルームを並べた屋内型トランクルームの2種類ですが、そのほか車やバイクを収納できるガレージタイプのものがあります。
トランクルームの経営を始める時には、
・土地の広さ
・経営を始める時にかかる初期費用
・利回り
・目指している収益
などを考慮してどのようなトランクルームを経営していくか決めていきます。
トランクルーム経営を始める前に知っておきたいこと・注意すること
土地活用に困っている方必見!高利回りのトランクルーム経営を始めよう

トランクルーム市場は成長している

世帯類型の変化や住まいの文化の変化などから、トランクルームを必要としている人が年々増えていっており、都市部やその周辺を中心にドランクルームがどんどん作られています。今やトランクルームの市場規模は500億円から600億円とされており、2020年には700億円になるのではないかとの推測も立っています。
トランクルーム市場はまだまだ成長していく市場なので、土地活用で有効なビジネスを行いたい人にとっては見逃せない事業になっています。
利回りにも関係するトランクルームの需要とは

トランクルームの経営方式

トランクルーム経営方式にはいくつか種類があるので紹介していきます。

自営方式

まず、自分でコンテナや設備を手配して経営していく「自営方式」です。コンテナの手配だけでなく、集客やその後の経営、トランクルームの管理も全て自分で行なっていく必要があります。不動産経営に関する知識やノウハウを学ぶ必要も多少は出てきます。

リースバック方式

自分の土地にトランクルームを建てた後にトランクルーム業者に運営してもらう方式です。リースバック方式ではトランクルームの設置以外の集客や管理は全てトランクルーム業者が担うので負担なくトランクルームの経営をすることができます。

土地の借り上げ

「自分で経営できない」「トランクルームを建てる余裕がない」という人にぴったりなのが「土地を貸す」という方法です。トランクルーム業者に土地を貸し、その地代を毎月もらうことで収益を得ています。
トランクルーム経営について

トランクルームのフランチャイズ方式とは?

フランチャイズ経営というのは、大元である加盟先のネームバリューや運営手法を使って自分の店を経営していくことを指します。例えば、新たにトランクルーム経営を始める時に、トランクルーム経営業者の大手であるA社にお金を払い、A社のフランチャイズ店として加盟し、そのトランクルーム経営業者大手のA社の名前で経営していくというのが、フランチャイズ経営を端的に表したものになります。
フランチャイズで経営を始める際には、まずフランチャイズ契約を結ぶ必要があります。
フランチャイズ契約では、契約期間や契約目的、加盟金や保証金について取り決めをします。

フランチャイズでトランクルームを経営するメリット

では、フランチャイズでトランクルームを経営するとどのようなメリットが得られるのでしょうか。
フランチャイズ契約では加盟金や保証金などを払わなけばいけませんが、その代わり、経験がなくても、経営をスムーズに初めていくことができるというメリットがあります。
さらに、フランチャイズの大元はある一定のネームバリューがあることが多いので、そのネームバリューを利用して集客を楽に行えるというメリットもあります。

フランチャイズでトランクルームを経営するデメリット

フランチャイズ経営は、加盟先のネームバリューや運営方式などを譲り受けることができますが、加盟先の業者が経営するわけではありません。そのため、新たな利用者の契約手続きや管理は自分で行う必要があります。また、いくらフランチャイズ といっても、確実に利用者が集まるとも限りません。その場合、「利用者を増やせないのか」ということを言われてしまうこともあります。

おすすめのトランクルームの経営方式


自分で経営をしていきたいと考えている人は「フランチャイズ方式」や「自営方式」が良いでしょう。しかし、普段別の仕事をしてる人や忙しい人、経営をやったことがないという人には「リースバック方式」や「土地を借り上げる方式」が最適です。

トランクルームの開業資金について

トランクルームを開業するにあたってお金がかかる場合とあまりお金がかからない場合があります。
まず、トランクルームの建設費です。自営方式やリースバック方式、フランチャイズ方式ではトランクルームの建設にお金が必要です。一方、土地を借り上げる方式では初期費用が発生する場合がありますが、トランクルームの建設費はかかりません。
また、自営方式やリースバック方式、フランチャイズ方式では、広告費や維持費、設備投資費がかかってしまうことがありますが、土地を借り上げる方式では全く発生しません。
このようにトランクルームの経営では、どんな方法で経営していくかによって開業資金が大きく異なってしまいます。
トランクルームの開業にはどのくらいの資金が必要?
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トランクルームは高利回りで魅力的な土地活用

トランクルーム経営は建設費や広告費、維持費や設備投資費がかかってしまうといっても、アパート・マンション経営と比べると開業資金はだいぶ抑えることができます。その上、アパートやマンションと違い、トランクルームは長く使ってもらえることが多いので空室のリスクが低く、長期間の収益を見込むことができます。その結果、高い利回りで初期投資を回収できるという大きなメリットがあります。
他にも、人が済まないのでトラブルにも見舞われにくい、使いにくいと土地や狭小地でも十分活用できるというメリットがあります。
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トランクルーム投資で考えられるリスクと回避方法

まとめ

トランクルーム市場は今や成長市場です。比較的簡単に始められ、高い利回りを得られるとなると、今後どんどん増えていくことが予想されます。
トランクルームの経営方式には、トランクルームの建設から集客まで全てになう自営方式
と自分の土地にトランクルームを建てた後にトランクルーム業者に運営してもらうリースバック方式、トランクルーム業者に土地を貸し出す方式、加盟先のネームバリューや運営方式などを譲り受けることができるフランチャイズ方式があります。
自営方式やフランチャイズ方式は、自分で運営して行かなかければいけないのでとても難しく、中には失敗してしまう人もいるので、おすすめはリースバック方式やトランクルーム業者に土地を貸す方式です。本記事を参考に皆さんもトランクルーム経営を初めてみてはいかがでしょうか。

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