引越しの時に必要な旧居の掃除と準備

引越しの時に必要な旧居の掃除と準備

BY: MAGAZINE編集部

引越しの時に必要な旧居の掃除と準備

もう少しで4月、新生活に入るタイミングで引越しをされる方も多いのではないでしょうか。引越し作業では、物件探しや不動産会社での契約、荷造りや引越し業者の手配などやるべき事が多い中で、ついついおざなりになってしまうのが、「引き渡す旧居の掃除」です。旧居の掃除は面倒だと後回しにされ、見落とされがちな引越し作業でしょう。
しかしながら、うまく旧居の掃除を行えば、気持ちよく部屋を明け渡せるだけでなく、ちょっとしたメリットを得ることもできます。今回はそのために必要な、旧居の掃除のポイントと準備について紹介します。

引越しでの部屋の明け渡しの際には原状回復義務がある

皆さんは原状回復義務という言葉を知っていますか。
原状回復義務を簡単にいうと、引っ越しで明け渡す部屋の状態を入居時の状態に戻す事を指します。この原状回復義務の程度は、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」によって発表されています。ここで注意すべきなのが、このガイドラインには法的拘束力がない事です。そのため、原状回復義務については賃貸借契約ごとによって内容が変わります。ガイドラインはあくまで参考程度にし、引越し時には賃貸借契約の内容を見直すようにしてください。

引越し時の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」について

「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」ではどのような事が原状回復として定義されていますのでしょうか。

経年劣化の考慮

経年劣化とは、年数に応じて自然と住宅が劣化していく事を指します。年数が経つごとに劣化が進むので防ぎようがありません。そのため、「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」には経年劣化を考慮する事が定められています。

 

貸主負担項目と借主負担項目

 

「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」には貸主が負担する必要のある項目は5つ定められています。
●フローリングのワックスがけ
●雨漏りなどによるフローリングの劣化
●家具の設置後
●壁に貼ったポスターなどの跡や壁の日焼け
●壁の画鋲やピンの後一方で借主が負担しなければいけない項目は9つと貸主の2倍近く定められています。
●借主の不注意によるフローリングの色落ち
●キャスターなどによる傷やへこみ
●飲み物などをこぼした際のシミ
●壁の釘やネジの跡
●タバコのヤニによる変色や臭いが染み付いた部分
●借主の不注意やペットによる柱の傷
●水回りの垢やカビ
●台所の油汚れ
●冷蔵庫下のサビ
引越し時には、この9つの項目と賃貸借契約を参考にして旧居を掃除します。

引越しの際の掃除と敷金の関係

賃貸借契約を結ぶ際、事前に「敷金」という部屋を借りる時に貸主へ預ける保証金を払わなければいけない場合があります。敷金の用途は主に家賃滞納時の補填や退去時の清掃・修繕費などに当てられ、余った場合は引越し時に借主へ返還されます。つまり、引越しの際にきちんと部屋を掃除しておけば、敷金が返還される可能性も高まります。

引越しの際特に掃除するべき場所

コンロ周り

 

ガス台や換気扇、レンジパネルには油汚れがつきやすく、掃除が最も大変な場所です。洗剤や重曹を使うと効率的に掃除する事ができます。油汚れに対する掃除の仕方は以下の手順で行います。
1 コンロの元栓やIHの電源が入っていない事を確認します
2 油で汚れている部分に重曹を振りかけて20分置きます
3 油汚れが浮いてきた部分をキッチンペーパーで拭き取ります
4 ビニール袋やバケツにお湯を入れて重曹を溶かします
5 雑巾や古布、歯ブラシなどで細かい汚れを落とします
6 最後に乾いた雑巾や古布で水気を取ります

水回り

 

水回りの掃除にはメラミン樹脂でできた「メラミンスポンジ」が役立ちます。消しゴムのように表面を摩擦させながら水垢などを落とす事ができるので、パパッと掃除する事ができます。またお風呂などのしつこい汚れにはオレンジクリーナーが便利です。タワシや歯ブラシを使って磨けば石鹸カスや水垢、皮脂が混じったお風呂のしつこい汚れも落とす事ができます。

 

まとめ

 

引越しで部屋を明け渡す際、借主には部屋の原状回復義務が発生します。どれくらい現状を回復する必要があるかは契約する賃貸借契約ごとに定められています。また国土交通省が発表している「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」にも記載されているので、賃貸借契約と合わせて参考にすると良いです。
一般的に借主が原状回復で負担する項目はフローリングのへこみやシミ、壁に空いた穴やヤニによる変色や臭い、油汚れなどの9項目とされています。引越しの際の旧居の掃除は油汚れや水回りを重点的に掃除するのが良いです。

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