【着物の収納】洗濯から畳みの種類、おすすめの保管場所まで解説!

【着物の収納】洗濯から畳みの種類、おすすめの保管場所まで解説!

BY: MAGAZINE編集部

【着物の収納】洗濯から畳みの種類、おすすめの保管場所まで解説!

普通の洋服と違ってサイズも大きく、デリケートな素材が多い着物。着る機会も多くはないからこそ、正しい洗濯方法や収納などを知っている方は少ないのではないでしょうか。

間違った方法で着物を扱っていると傷みやシワにつながってしまいがちです。また収納スペースに困って部屋が片付かないことにもつながります。これらの事態にならないためにも着物の正しい扱い方を知っておくことが重要です。

本記事では着物を収納する前の正しい洗濯法、おすすめの収納方法などを解説します。初心者にもわかりやすいように解説しているので、着物の知識は難しそうでこれまで敬遠していたという方もぜひ一度目を通してみてください。

着物収納前の洗濯はどうする?

着物を着た時に付着した汗や汚れを放置していると傷みの原因になります。とはいっても着物の正しい洗濯方法を知らず、怖くて洗濯できていないという方も多いのではないでしょうか。ここでは多くの着物で活用できる正しい洗濯方法について解説します。とはいってもお持ちの着物によってはNGなこともある可能性があるので、必ず実践する前に洗濯表示を確認してください。

シミがないか確認して、部分洗いを行う

まずは着物に大きな汚れがないかを探していきましょう。汚れによるシミだけではなく、汗ジミもないか確認することが重要です。そして汚れを見つけたらその部分をぬるま湯に付けて部分洗いしていきます。この際に使う洗剤は漂白性の強い物を避けましょう。

ネットを使用して洗濯機で洗う

部分洗いが終わったら次は洗濯機を使います。着物はデリケートな素材なのでネット洗いを行いましょう。まあ他の衣類からの色写り、逆もしかり問題が起こることがあるので、着物を洗濯するときは着物単体で行うことをお勧めします。

帯は陰干しで湿気を飛ばす

着物の帯も汗がこもって臭いや汚れにつながりやすい部位です。帯は細かい糸やデリケートな素材で作られていることが多いので、陰干しをして湿気を飛ばしてあげましょう。

着物をすっきり収納する方法

着物を綺麗に収納するには正しい収納場所や畳み方を知っておく必要があります。ここでは来年もすぐに着れて、なおかつ省スペースで収納できるお勧めの方法をご紹介します。

着物を三つ折りにする

着物には本だたみや袖だたみ、羽織だたみなど様々な方法があります。もし着物を少しでも省スペースで収納したいという方には屏風だたみがおすすめです。屏風だたみは着物を三つ折りにできる畳み方なので、小さくまとめることが出来ます。

タンスやプラスチックケースに収納する

三つ折りにした着物は横幅60~70センチ、奥行き40センチ、縦幅15~20センチ程度のプラスチックケースにちょうど収まります。また帯も一緒に収納する場合は縦幅をワンサイズ上げることをおすすめします。ケースは無印良品やニトリなどで買うことが出来るので、収納する入れ物がないという方はこれを機に買うのもよいのではないでしょうか。

必要があれば防虫、防カビ剤を

防虫剤や防カビ剤は収納場所によって使うか否かを決めましょう。どうしても湿気がある場所や他の服とぎゅうぎゅうの場所に保管する場合は使うのがおすすめです。ただし着物によっては防虫剤や防カビ剤の成分で傷んでしまうものもあるので、タグの注意書きをしっかり読んでおいてください。

まとめ

今回は着物の収納前のお手入れ方法から実際の収納までを解説してきました。

正しい洗濯と収納を行えば、最大限着物をきれいに保つことが出来ます。今まで収納場所やお手入れに困っていた方も、ぜひ本記事を参考にして着物をスッキリ収納してみてください。

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